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福田村事件

「A」「A2」「i 新聞記者ドキュメント」など、数々の社会派ドキュメンタリー作品を手がけてきた森達也が自身初の劇映画作品として、関東大震災直後の混乱の中で実際に起こった虐殺事件・福田村事件を題材にメガホンを取ったドラマ。

1923年、澤田智一は教師をしていた日本統治下の京城(現・ソウル)を離れ、妻の静子とともに故郷の千葉県福田村に帰ってくる。澤田は日本軍が朝鮮で犯した虐殺事件の目撃者であったが、静子にもその事実を隠していた。その年の9月1日、関東地方を大地震が襲う。多くの人びとが大混乱となり、流言飛語が飛び交う9月6日、香川から関東へやってきた沼部新助率いる行商団15名は次の地に向かうために利根川の渡し場に向かう。沼部と渡し守の小さな口論に端を発した行き違いにより、興奮した村民の集団心理に火がつき、後に歴史に葬られる大虐殺が起こってしまう。

澤田夫妻役を井浦新、田中麗奈が演じるほか、永山瑛太、東出昌大、柄本明らが顔をそろえる。

2023年製作/137分/PG12/日本
配給:太秦
劇場公開日:2023年9月1日

(https://eiga.com/movie/97856/引用)

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釜山国際映画祭

10月13日(金)に閉幕した第28回釜山国際映画祭で、井浦新&田中麗奈主演で森達也監督が劇映画に初挑戦した『福田村事件』が、コンペティション部門のひとつであるニューカレント部門に選出され、最優秀作品賞を受賞した。

オープニングセレモニーでは主演の井浦新、田中麗奈のほか向里祐香、プロデューサーの井上淳一がレッドカーペットに登場。授賞式では森監督が「この映画の重要なポイントは、当時の大日本帝国と、植民地化されていた朝鮮です。その2つの国で公開することができ、多くの人に観てもらっている。とても幸せです。ありがとうございます」と思いを語った。

今年9月1日(金)より公開され、10月12日(木)までの観客動員数は15万人を超え、興行収入は2億円超えを記録している。

https://www.elle.com/jp/culture/movie-tv/引用)

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